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平成18年8月29日

大阪市労働組合連合会
執行委員長 木下平和 様

大阪市長
關 淳一

「市政改革」についての要望書に関する基本的考え方

 時下 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、日頃から市政運営にご協力賜り、改めてお礼申し上げます。

 本市では、組織と事業の総点検を行うとともに課題を整理し、「身の丈」改革をめざす市政改革基本方針を昨年9月に、市政改革マニフェスト(市政改革基本方針)を本年2月に策定し、市政運営の抜本的な改革を推進しています。

 また、本年3月には大阪市政改革マニフェストに基づく新しい行財政改革計画を策定し、財政危機の克服に関連する行財政改革の取り組みの基本方針や平成22年度までの5年間における具体的な取り組みを明らかにするとともに、市民をはじめ様々な方からのご意見、取り組みの進捗状況や社会経済情勢の変化等に伴う新たな取り組みや見直しの必要性などを勘案しながら、今後も適宜、計画の見直しを行うこととしています。

 市政改革を進めていく上で、貴職から提起されている考え方については、参考とすべきものは参考にしたいと考えております。

 なお、「市政改革マニフェスト」にも掲げておりますように、新たな労使間のルールづくりと意見交換は必要であり、早急に貴職と政策課題についての忌憚のない意見交換を開催したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

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