市労連は、10月9日（金）午後6時30分からヴィアーレ大阪で市労連第67回定期大会を開催した。

　大会では、議長団に松本代議員（市従）、藤本代議員（学給労）を選出し、主催者を代表して金子市労連執行委員長（市職）から、市労連組合員に対し、新型コロナウイルス感染症に対する重圧の中、日々、奮闘している状況に敬意と感謝の辞を述べられた後、「当面する確定闘争については、大阪市人事委員会勧告の見通しがつかない中ではあるが、組合員の生活と権利を守る立場で闘争を強化する。また、11月1日の住民投票については、残された期間、大阪市廃止分割阻止に向け、取り組みの強化をはかっていく。再度、意を決し、組合員の圧倒的な結集と主体的な行動をお願いする。」と力強く訴えた。

　本定期大会では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来賓の出席については見送り、来賓より頂戴したメッセージを紹介した。

　議案審議では、第1号議案に先立ち、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催を中止した、2019年度第1回委員会の未承認案件である、2018年度会計決算報告等の審議を行い、満場一致で承認された後、第1号議案・2019年度活動方針、第2号議案・予算案などが満場一致で承認された。

　続いて2020年度の新役員選出が行われ、執行委員長には金子俊雄（市職）、書記長には多田一仁（市職）が任に就いた。

　新役員を代表して、金子新執行委員長より、「住民投票への取り組み及び当面する2020賃金確定闘争について、市労連として全力で取り組む。」と力強いあいさつの後、市労連7単組組合員が一丸となって闘う決意を固める団結がんばろうで大会を締めくくった。