更新日:2010年2月3日
市労連文化祭実行委員会は、昨年に引き続き「写真撮影会・第3回フォトコンテスト」を行い、広く組合員に参加できるようにと、新たにアマチュア部門を設け、両部門あわせて16人、39点の応募で行われました。
12月2日、市労連会議室で応募作品の審査を、実行委員長・実行委員立ち会いのもと、近藤先生によって行われました。
審査された作品の表彰は、2010年1月27日(水)午後6時30分より、本庁舎地下1階第5共通会議室で行われ、あわせて写真講習会も開催しました。
なお、各部門受賞作品については次のとおりです。
☆☆執行委員長賞☆☆ |
---|
☆ 稲増 悦子さん(学給労) 『少女』 ☆ |
☆☆特選☆☆ |
☆ 辻 由浩さん(市職) 『挑戦(組)』 ☆ |
☆☆特選☆☆ |
☆ 高篠 明敬さん(市職)『見詰める』 ☆ |
☆☆特選☆☆ |
☆ 稲増 悦子さん(学給労) 『仲良し』 ☆ |
☆☆準特選☆☆ |
☆ 高篠 明敬さん(市職) 『群衆』 ☆ |
☆☆準特選☆☆ |
☆ 稲増 悦子さん(学給労) 『神宮詣り』 ☆ |
☆☆執行委員長賞☆☆ |
---|
☆ 石田 直昌さん(市職) 『話し相手』 ☆ |
☆☆特選☆☆ |
☆ 大保 幸男さん(市職) 『はたらくお姉さん』 ☆ |
☆☆特選☆☆ |
☆ 霧島 周三さん(市従) 『自転車をこぐ人』 ☆ |
☆☆準特選☆☆ |
☆ 田中 義康さん(水労) 『プロポーズ ~誓い』 ☆ |
☆☆準特選☆☆ |
☆ 奥田 健史さん(大交) 『バーゲン』 ☆ |
こちらに展示発表された写真作品は、一般にスナップ写真と言われる写真分野に属するものです。
昨今は、写真とカメラが身近になり、だれもが日常生活にかかすことができないほどに普及をいたしました。
デジタルが普及する以前は、写真を撮ることに一瞬考えてしまうぐらいに、費用がかかるものでしたので、広く一般に拡がりませんでしたが、デジタルに転換してからというもの、だれもが手軽に入りこむことができるようになり、急速に普及が進みました。
写真を撮影することに魅せられ、この世界に嵌ってしまう方々も少なくはありません。うまくなりたいという思いは個人差があり様々ですが、その魅力に魅せられた方々の成果をご覧ください。
スナップ写真とは、日常の出来事あるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真のことです。
以前は、職業写真家(プロカメラマン)や写真愛好家(アマチュアカメラマン)が撮影意図(テーマ)を持って、街や人の自然な風景を切り取った、記録的な要素をうまく取り込み、内容性を重視したもの。
海外では、撮影者の意図を持って撮影された芸術性の高い写真、「ストリートフォトグラフィ」と呼ばれて認められています。
現在は、この分野の写真の意味も「目についてものを気楽に撮影した写真」という考えに変わってきているようです。
こちらに展示された入賞作品の評価受けたところですが、その目の前の光景を的確に捉えて、うまく作品に仕上げているところを評価のポイントにいたしました。
また、入賞した1つの作品に関して、スナップ写真というよりも報道写真的な要素が大きく、タイトルが「挑戦」とつけられた作品です。これは記録写真といえる分野の作品です。
歴史、時間は、止まることのなく永遠に刻みつづけているわけで、人社会の光景をカメラ目線・写真視点で見ながら写真にする。一瞬の光景(時間)をカメラで切り取り(記録する)、作品に仕上げることの魅力。
写真撮影の上達のコツは、最初から形にとらわれることにならないこと。気持ちを全面に押し出して、ストレートに、積極的にカメラを被写体に向けることの繰り返しが、上達のために重要な課程です。
それを何度も繰り返し重ねることで、経験が表現方法に、テクニックに結びついて、上手になるものです。
ぜひ、写真撮影の魅力を身体で体感されて下さい。
株式会社 リアル・フォトグラフィ
近藤宏樹