更新日:2011年10月3日
災害発生からちょうど半年となる9月11日に、市労連は仙台市労働組合連合会に訪問し、佐藤執行委員長に組合員から募ったカンパ金のうち1000万円を義援金として寄付しました。
佐藤執行委員長からは、「大変ありがたいことです。組合員を代表して大阪市労連の仲間の皆様方のご厚意に心よりお礼申し上げたい。仙台市労連でも組合員の多くが被災し、組合員本人やご家族がお亡くなりになられたり、自宅が全壊や大規模半壊などで避難所での生活を余儀なくされている実態があります。そうした組合員の為に有効に使わせていただきたい」と、お礼の言葉を頂きました。
また、訪問当日は日曜日にもかかわらず、沿岸部の被災地や、その後の大規模な余震(マグニチュード6~7クラスが7回、とりわけ4月7日に震度6強)で崩落した内陸部の住宅地にも案内いただき、改めて今回の大震災の悲惨な実態を視察させていただきました。
さらに、翌日12日には、仙台市役所を訪問し、仙台市災害対策本部から「仙台市震災復興計画(中間案)」を策定したことと、具体的には、復興に向けた基本理念として、「新次元の防災・環境都市」を目指すとしながら、100万人の復興プロジェクト、暮らしと地域の再生、復興のまちづくり、復興計画の推進など、今後5年間の計画期間内に取り組む内容の説明を受けました。
人的被害 | 死者 | 704名 |
---|---|---|
行方不明者 | 26名 | |
負傷者 | 重傷275名 | |
軽傷1994名 | ||
建物被害 | 全壊 | 22,077棟 |
大規模半壊 | 15,026棟 | |
半壊 | 38,814棟 | |
一部損壊 | 一部損壊 |