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更新日:2013年5月14日

夏期一時金問題第1回対市団体交渉

責任と誇りを持って業務に励む組合員に対し、市は使用者・雇用主責任を果たすよう強く訴える!

 市労連は、5月13日(月)午前10時から三役・常任合同会議を開催し、2013年の「夏期一時金」問題を中心に協議するとともに、午前11時15分から市側に対し、2013年の夏期一時金問題について第1回団体交渉を行った。

 市労連として、「組合員は日常業務や、将来に対して大きな不安を抱えると同時に、昨年4月からは平均7.2%の給与カットと、大幅な給与水準の見直しから生活実態はきわめて厳しい」ことを指摘するとともに、「組合員は一層厳しい状況下であっても、自らが責任と誇りを持って、市民・住民の安心・安全を守り、行政サービスのさらなる向上に向け日々業務に励んでいることから、市は使用者・雇用主としての責任を果たすよう、誠意ある対応を求める」と市側に対し強く訴えた。

組合 本年度の夏期一時金については、各単組から5月10日までに各任命権者に対して、要求申し入れを行ってきたところであるが、本日以降、従来通り市労連の統一交渉によって問題の解決をはかっていくこととしたい。

 なお、再任用職員等の夏期一時金についても、この間の交渉経過を踏まえて対処されるよう併せて要請する。

 それでは、夏期一時金について、要求提出以降、市側として検討された内容について提示されたい。

市側 これまで各単組から本年度の夏季手当に関する申し入れを受けたところであるが、引き続き国、他都市の動向なども勘案しつつ、慎重に検討してまいり、近日中に回答したいと考えているところであるのでよろしくお願いする。

組合 ただ今市側から、国、他都市の動向なども勘案しながら、慎重に検討してまいるとの回答が示された。

 現在大阪市では、市政改革プランに基づく経営形態の見直しやそれに伴う大幅な職員削減が予定されており、組合員は日常業務や自らの将来に対して、大きな不安を抱えていると同時に、財政問題を理由に2009年度から給料カットが行われ、特に昨年4月からは平均7.2%の給料カットと、8月からは給与制度改革による大幅な水準の見直しが行われるなど、私たちの生活実態はきわめて厳しい状況下におかれている。

 私たちの勤務労働条件は年々低下し続けているが、そうした中にあっても組合員は、公務公共サービスの質を低下させることなく自らが責任と誇りを持って、市民・住民の安心・安全を守り、行政サービスのさらなる向上に向け、日々業務に励んでいる。

 厳しい生活実態と将来に不安を抱える組合員にとって、夏期一時金に対する期待は非常に大きく、切実なものであることを真摯に受け止め、使用者・雇用主としての責任を果たすよう、誠意ある対応を求めておく。

市側 本市を取り巻く状況としては、財政問題をはじめ非常に厳しいものがあるが、国、他都市の動向なども勘案しながら、今後とも慎重に検討してまいりたいので、引き続きよろしくお願い申し上げる。

以 上

 

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